国立市主催 サクラ通り改修事業に伴う街路樹についての意見交換会 御礼 平成27年2月9日
2月7日、国立市主催にて、「さくら通り改修事業に伴う街路樹についての意見交換会」が行われました。
大きな会議室が満員立ち見となり、おそらく150人程度はいらしたのではないかと思います。
お集まりくださいました国立市民の皆様、そして今回の意見交換会を開催くださいました国立市の皆様、お忙しい中ご参加くださり、意見を聞いていただいた佐藤市長、そしてこの問題を自分たちのふるさとの街路樹の問題として関心を持って、全国からいらしていただいた造園関係の友人方々、この場をお借りして心からお礼申し上げます。
今回の意見交換会において、街路としての歩行性、安全性、そして樹木の作る環境、その3つを満たす新たな道路計画案を提案させていただきました。
それはこれまでの議論のように、「人のためか、それとも木のためか」という2者択一ではなく、人と木々の命が共存してともに健康に生きる道です。
緑豊かな国立市の街、そしてその緑に育てられた心豊かな素晴らしい市民たち、こんな街だからこそ、これからの日本の街、いえ、世界に先駆けて見本となるような、街路樹の命と共生する新たな街の姿を生み出せると確信しています。
市役所での意見交換会の後、「街路樹と人との共生を考える」市民集会後の、仲間内の記念写真が送られてきました。
みんな、真剣に街の緑を想う仲間、この日の感動、このエネルギーから素晴らしい未来が生まれる予感がいたします。
偉大な植物学者 牧野富太郎氏の有名な言葉に、「植物には、人を善導する不思議な力がある」とあります。木々に向き合い、与えられる道、不思議な力に、その言葉を改めてかみしめます。
今回のこと、私にとってもかけがえのないほどの、とても良い勉強となり、今もまだ感動の余韻に浸っております。たくさんの素晴らしい方々と知り合い、あるいは再会し、共に一つの問題に真剣に向かい合えたことを、心の底から感謝申し上げます。
さて、国立さくら通りのこれからの計画がよい形で国立市の明るい未来へと繋がり、そしてそれが日本の街の環境つくりをよい方向へ導くきっかけとなることを心から祈り、そしてまた、そのために、私なりに微力を注いでいけたらと思います。
関係者の皆様、そして参加者の方々、応援くださった仲間方々、そして工事見直しを求める署名に協力くださいましたたくさんの方々、本当にありがとうございました。