庭・街・風景に思う

事務所の睡蓮              平成25年6月20日

 事務所の資材置き場の水鉢で、睡蓮が咲きました。この鉢に睡蓮の鉢を入れてから、3年目で、やっと咲きました。



泥中の花、この泥の中で3年間、ひっそりと生きてきて、そして開花の準備をしていたのでしょう。



 そして、今を盛りに咲き誇る事務所のユリは、今度は美しいピンクの花が開いています。

このユリの花を見たお花の先生が、こんなメールをくださいました。

「ほんとうに、きれいな百合の花ですね。
心や身体の元気が出ない時、流れ行く雲を眺め、木々を揺らす風を感じ、咲く花に、力を分けてもらいます。
この緑豊かな庭を、造って頂き、ほんとうに有難いと思っています。ベランダから眺める木々に助けられています。
お忙しい毎日でしょうが、どうぞ、くれぐれもお身体、大切にしてください。

我が家の庭は元気です!今、ヤマボウシがきれいです。」

 庭を作らせていただき、その価値は、完成したときの見栄えでは決してなく、その後、5年10年の先にまで、そこに住む方々に緑と共に生きる喜びや幸せを、日々呼吸していただきながら暮らしてもらえること、大切なことはそんなものだと、こんなコメントをいただく度に確信させられます。

 マザーテレサの言葉、

「大切なのは、どれだけたくさんのことをしたかではなく、どれだけ心を込めたかです。」
と言います。

 これからも、全身全霊を込めて仕事し続けたい。
 逆境の中の忙しさの渦中でつい見失ってしまう大切なことを思い起こさせてくれるのも、ありがたいお客様方々のおかげです。

株式会社高田造園設計事務所様

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