庭造り

千葉市緑区Tさんの庭  樹木植栽終了   平成24年11月8日

 地元千葉市内の外構改修工事、今日で植栽がほぼ終了です。これまで木が全くなかったこの家の風景は、植栽の1日で一変しました。

 家際の植栽帯の幅はわずか1m足らずです。それも、もともとあったコンクリートを一部分壊して、わずかな植栽スペースを家際に作っただけなのです。
 たったそれだけのことです。家屋を潤すために必要な植栽スペースは、決して広ければよいというものではありません。

 西日除けの木々が駐車スペースに枝葉を張り出します。

 西側窓際へと、木々は続き、これらの木立が来年の夏には枝葉を茂らせて、厳しい夏の西日を和らげてくれることでしょう。

 高木の枝葉は2階窓の前でそよ風に揺れてざわめき、そして小鳥が梢で羽を休めます。

 夕日に映える家と庭の表情。わずかなスペースの植栽によって、家屋の見栄えはがらりと変わります。

 駐車場のコンクリートの一部を切り欠いて作ったわずかな植え込みスペースの植栽が、これほどまでに暮らしに潤いを与えてくれるのです。

 暮らしを潤す木々の力は本当に絶大です。

株式会社高田造園設計事務所様

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