カフェ クヌギの中柱 平成22年12月18日
千葉市美浜区に建築中のコミュニティカフェ、その玄関わきの棚の柱に、剪定時に出たクヌギの幹が使われました。
子供たちと一緒にクヌギの樹肌をせっせと磨いている写真はお施主のSさんが送ってくださいました。
皮をむいたクヌギの肌は触り心地がとてもよいので、私の事務所でも本棚の中柱に使っています。みんなが触るので、余計につるつると艶が出てきます。
クヌギの肌の味わいを一度知ってしまったら、クヌギの剪定幹を処分するのに忍びなく、皮をむき、雨に濡らさぬように保管することにしています。その一本が、こうしてカフェの内装に使っていただくことができました。
このコミュニティカフェを、環境や平和を考える情報発信の場としても活かしていきたいと、sさんは言います。
外空間はもちろん雑木林の中、子供も大人も楽しめる様々な仕掛けを工夫する予定です。
楽しみです。