千葉市緑区の庭 完成 平成22年9月22日
猛暑再来の2日間でした。昨日から植栽を始めた千葉市緑区Mさんの庭、今日で完成です。
6坪程度の非常に小さな庭ですが、小さなスペースを活かし、住環境を自然豊かな潤いあるものへと変えてゆくのが私たちの仕事です。
玄関前につくった庇下のポーチの様子です。わずかなスペースに植栽した5本のコナラが早くもポーチに木陰を作っています。
また一つ、庭が完成しました。正確に言えば、「大方完成した。」といったところです。これから時間をかけてこの庭を育て上げてゆく中で、自然と同化し、そしてさらに潤い豊かな住環境へと育ってゆくのです。
庭は、作ることと同様に、その後の管理がとても大切です。
植栽直後の庭は、まだまだ緑は薄く、木陰のボリュームも弱いものです。これが数年後には本来の雑木林の中に家を建てたのではないかと見間違うほどの緑に包まれるのです。
作った後は自然の遷移に庭を任せて、将来にわたってより良く育ってゆくように配置してゆくのが、私たちの植栽です。
今日はこの植栽を終えたのち、例のテレビの取材のために千葉市若葉区のホスピスの庭を訪れました。
ホスピスの庭、東屋から見た今日の表情です。植栽後5年経過した庭はとても心地よい環境へと育ってくれました。
ここにいると今日の猛烈な暑さなど忘れてしまいます。
今日完成したばかりのMさんの庭も、これから年月をかけて育ってゆくのです。
なお、Mさんの庭つくりの一部始終は、ケーブルネットJCN千葉にて10月1日に放映されます。