千葉県佐倉市、先月の庭の改修工事前後 平成29年4月8日
ブログを見てくださる皆さま、大変ご無沙汰しております。
ここのところ公私に多忙を極め、ブログの更新も、現場の写真もままならなず、気づくともう何か月も、造園工事の経過報告をいたしておりませんでした。
今年もすでに四半期を終え、数件の庭作りや環境再生工事を終えておりますが、取り急ぎ、3月に終了した改修工事現場のビフォーアフターを簡単にさせていただきたいと思います。
千葉県佐倉市、傾斜地擁壁上の人工地盤の庭、工事終了後です。
庭の全面改修ですので、今回は様々説明を省略させていただき、改修前後写真にて紹介させていただきます。
改修前。半地下駐車場の屋上部分はコンクリート屋根の上の潤いのない砂利敷きのスペースでしたが、こんな環境でも、灌水のいらない緑豊かなスペースに改修可能なのです。
改修後。
コンクリート屋根の上でも、特別な人工資材を使うことなく、十分に植物が生育できる環境に変えてゆくことは実は十分にできることなのです。
隣家境界の木柵。
改修前の南庭部分。
改修後。スペースをつぶすことなく、樹木の合間の心地よい空間をつなげてゆきます。
周辺の家屋は遮蔽することなく、木柵と樹木越しに違和感なくなじませていきます。
車庫屋上部分と高低差のある2段の庭を違和感なく接続することで、整った奥行きと立体感が生じます。
間もなく新緑の芽吹きの時期を迎えます。庭は一気に緑越しの木漏れ日が揺らぎ、息づいてくることでしょう。