都内の手入れ2件 平成23年5月25日
春の手入れが集中するこの時期、やりかけの造園工事も詰まっており、忙しさに目が廻ります。
どんなに忙しくなっても、自分で作った庭はいつまでも自分自身の手で管理して廻りたいものです。
工事中断中のお客様方々には大変心苦しく思いますが、全て一期一会の想いで庭を完成させ、そしてその後は私自身が責任もって誠心誠意、庭の管理にあたります。どうか気長に、庭の完成をお待ちくださいますようお願い申し上げます。
久々の晴天、今日はまず、東京都江戸川区Uさんの庭の手入れにうかがいました。
竣工後2年目の春です。周囲は駅前の再開発に伴い、新たに区画整理された灼熱のコンクリート住宅地でありながら、この庭だけは別世界のオアシスです。
玄関側から見る庭への伝いの表情。
ウッドデッキからみら庭の様子。
木漏れ日の中の石張りテラス。
菜園側からの庭の見返りの景。どこから見ても落ち着いた明るい雑木林の中の空間を感じます。
とても美しい庭に育ってきました。
そして2件目に手入れに訪れたのが、東京都板橋区 のざわ動物病院の雑木の下の駐車場です。この駐車場は昨年6月に竣工しました。初めての春ですが、昨年に比べて緑は一段と濃さを増してきました。
駐車場のデッドスペースを利用した植栽面積はごくわずかですが、上空に大きく枝を張り出す木々が心地よい木陰を落とし、アスファルトの駐車場でさえ、美しく潤いを感じさせる空間へと変えます。
木々の木陰になる場所に、駐車スペースを配しています。
景色に潤いをもらたす雑木の効果は絶大です。