埼玉県草加市 工事再開です。 平成25年2月7日
入院を挟み、20日ぶりに現場復帰いたしました。植栽です。久々の現場、リハビリ中の体ではまだ、実際の作業はあまりできないのですが、それでも現場に立つだけで、この上ない幸せを感じます。
埼玉県草加市、Kさんの家に隣接する空き地60坪程度を取得し、この敷地全体を雑木林の林床空間にしてゆくのです。
Kさんご夫妻は、長年家族とと主に暮らしてきた2匹の老犬と、この雑木のプライベート空間を共に楽しむことを夢見て、雑木林つくりを私にご依頼くださいました。
今日、植栽開始です。水はけの非常に悪い土地のため、土壌改良と客土に時間と手間を要します。
しかし、土壌条件は木々の健康のための最も基本的な条件となりますので、しっかりと必要なだけの改良を妥協なく行います。
庭の木々は末永く健康でなければなりません。健康な木々が、そこに住む家族に元気と活力を与えてくれるのですから。
今日植栽したのは、まだ庭全体のほんの一角、10坪に満たないスペースですが、ここだけで黒土や腐葉土20㎥にバーク堆肥4㎥も要しました。
木々がいつまでも元気に育つためには、ここが肝心です。
さて、明日も土を運び、木を運び、植栽の続きです。
病み上がりの右足は、半日も現場に立ち続けるとたちまちまた腫れ上がってしまうため、午後には引き上げないといけません。
現場で座っていればよいのですが、いざ植栽が始まると痛みも忘れてどうしても動いてしまう自分をどうにもできません・・。
でも、また木を植える幸せ、庭に立つ喜び、いつまでもこの仕事を続けるために、健康であり続けたいと思います。