埼玉県坂戸市 クリニック中庭の手入れ 平成23年5月23日
工事も手入れも予定が詰まっている中、この雨続きには滅入ります。こんな時は雨の合間を縫って近場の手入れに廻るしかありません。
昨日は午前中の晴れ間を縫って、埼玉県坂戸市、町野皮ふ科の庭空間の手入れにうかがいました。
病院待合室側からみた、手入れ後の中庭の様子です。この庭は、ちょうど1年ほど前に竣工しました。庭は順調に育っています。
庭園内のメダカ鉢。
水鉢の佇まい。
樹木越しの病棟。
庭の守り神、テントウムシの幼虫です。1匹の幼虫が成虫になるまでの間に、約500匹ものアブラムシなどの害虫を食べてくれるそうです。
農薬散布をしない庭では、こうした益虫が増え、病原菌の蔓延を防いでくれる有益な微生物の活動も活性化します。
また、毛虫が発生すればそれを捕食する鳥の来訪も増えます。
私たちの目指す雑木の庭は、生き物が共存する健全な半自然空間です。
この庭はすでに、多様な生き物が共存するバランスのとれた生態系が生まれ始めています。